傾斜があれば、水は流れるはず??
今回は北側の駐車場だ。
古いアスファルトを撤去し、コンクリート土間を造ってもらったが、一番の問題は雨が降ると水が溜まる。これも前回と同じリフォーム業者の工事だ
もともと契約書には「金鏝仕上げ(かなごてしあげ)」1)と書いてあったのに勝手に「刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)」にされてしまった。
文句を言ったのだが、駐車場は傾斜があり、滑るといけないから「刷毛引き仕上げ」にしたという。傾斜がある駐車場なのに、水が溜まるほど凹があるのはなぜなのだろう。
で、水が溜まらないように、お願いしたら、ハイモルタルで埋めてくれたのですが、ハイモルタルの色のせいでまだら↓になってみっともない模様となった。
水が溜まらなければ、まだ許せるのだが、雨が降るとやはり,水が溜まる。
でも、このリフォーム業者の施工技術では再度頼んでもこれ以上よくならないと思いあきらめることにした。
1)金鏝仕上げは表面のつるっとした滑らかな仕上がりで、コテ掛けは職人さんの腕に直結する。慣れた職人さんじゃないとコテ跡が残ったままになってしまう。
この駐車場は名古屋市内で、年に1度雪が積もるかどうかの地域である。近くの駐車場はもっと傾斜があるのに、金鏝仕上げになっていた。金鏝仕上げができる職人がこのリフォーム業者にいないのだと私は思った、
↑ 近くの駐車場は傾斜あるのに金鏝仕上げ
また、セメントを流し込む工程で、木枠が歪んでいたようだ。流し込む前に確認すべきことだが、それを怠ったために、コンクリート土間の堺が真っすぐでなく、内側にへこんでしまった。私が指摘したら、後から継ぎ足して堺は真っすぐになったが、ひび割れなど強度が心配だ。
ちなみに駐車場に隣接するモルタルに、やはりひび割れが起きていた。
ここの作業員は一度、研修受けたほうがいいのでは と思った
さて、見える部分は問題があれば、こちらが見つけられる可能性はあるが、見えない部分は私たちでは分からない。次回はそのお話をします。